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用語集

ミドルウェアとは

2019年3月14日


ミドルウェアとは

ソフトウェアの分類の1つである「ミドルウェア」とは、オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションの橋渡し的な役割を担うソフトウェアのことを指します。

ミドルウェアはOSより上のレイヤーに位置づけられ、原則として単独で利用されることはなく、サーバーにインストールすることで利用できるようになります。

ミドルウェアは「OSとアプリの間にあり両者を補助するソフトウェア」

OSはハードウェアのコントロールや入出力を担当するソフトウェアです。ユーザーに具体的なサービスを提供するアプリケーションソフトは、さまざまな要求をOSに対して行います。

その中には、データベースへのアクセスやネットワークとの通信など、アプリケーションがよく利用するリクエストが数多くあります。これらのリクエストをサービスごとにまとめたものがミドルウェアと呼ばれるソフトウェアです。

ミドルウェアには、Webサーバー、データベース、アプリケーションサーバーなどの分類があります。

代表的なミドルウェアの分類と製品

Webサーバー Apache Web Serverなど
データベース MySQL/PostgreSQL/Oracle Databaseなど
アプリケーションサーバー JBoss/Apache Tomcatなど

複数のOSやハードウェアに対応したミドルウェアもあるため、さまざまなプラットフォームで動作するソフトウェアの開発などを効率的に行うことができます。

クラウドにおけるミドルウェアの役割

クラウドサービスの種別として、IaaS・PaaS・SaaSがありますが、IaaSはOSまで、PaaSがミドルウェアまで、SaaSがアプリケーションまでをそれぞれクラウド化したサービスと説明することができます。

SaaSではあらかじめ用意されたサービスを利用しますが、PaaSであればミドルウェアを利用した効率的なアプリケーションの開発が行えます。

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