冗長化構成でフェイルオーバー発生時の対処
冗長化の設定が「冗長構成(データ優先)」の場合
フェイルオーバー発生時の動作
・ 主系DBサーバーが待機系DBサーバーとして動作可能な場合
フェイルオーバーが発生した場合、自動で待機系DBサーバーが主系DBサーバーへ昇格します。
旧主系DBサーバーが待機系DBサーバーとして動作可能な場合、自動で主系DBサーバーが待機系DBサーバーへ降格し、主系DBサーバーと待機系DBサーバーが入れ換わった状態になります。
・ 主系DBサーバーが待機系DBサーバーとして動作不可の場合
フェイルオーバーが発生した場合、自動で待機系DBサーバーが主系DBサーバーへ昇格します。
旧主系DBサーバーが待機系DBサーバーとして動作不可な場合、主系DBサーバーは切り離されます。
DBサーバーはシングル構成として引き続きご利用いただけます。
再冗長化の方法
・ 主系DBサーバーが待機系DBサーバーとして動作可能な場合
作業は必要ありません。引き続き冗長化したDBサーバーをご利用いただけます。・ 主系DBサーバーが待機系DBサーバーとして動作不可の場合
再度コントロールパネルより、冗長構成(データ優先)を設定することで、再冗長化されます。
冗長化の設定が「冗長構成(性能優先)」の場合
フェイルオーバー発生時の動作
フェイルオーバーが発生した場合、自動でリードレプリカが主系DBサーバーへ昇格します。
DBサーバーはシングル構成として引き続きご利用いただけます。
※ コントロールパネルからDBサーバーフェイルオーバーを実行した場合は、元の主系DBサーバーの切り離しは行われません。元の主系DBサーバーとリードレプリカが入れ替わった状態になります。
再冗長化の方法
昇格した主系DBサーバーから新たにリードレプリカを作成することで再度冗長化されます。
(参照系の処理を新たなリードレプリカに指定する必要があります。)