RDB:DBファイアウォール
DBファイアウォールを利用すれば、DBサーバーへのアクセスを制御することができます。
デフォルトではDBサーバーへのアクセスはすべて遮断されます。
アプリケーションからDBサーバーを利用したい場合には、DBファイアウォールグループでニフクラのファイアウォールグループからのアクセスを許可したり、IP帯からのアクセスを許可する必要があります。
DB ファイアウォールグループは、ゾーン単位で作成します。
DBファイアウォールグループでニフクラのファイアウォールグループからのアクセス許可を行う場合、両方のグループが同じゾーンに所属している必要があり、異なるゾーンのニフクラ ファイアウォールグループを指定した場合には、エラーとなります。
グループ設定数 | 25個まで |
DBファイアウォールグループのルール
DB ファイアウォールグループにルールを追加することで、特定のアクセス元からそのグループに紐づいたDBサーバーへの通信を許可することができます。
アクセス元にはIP帯またはニフクラのファイアウォールグループを指定することができます。
ニフクラのファイアウォールグループを指定した場合には、そのファイアウォールグループを利用しているすべてのサーバーからのアクセスを許可することになります。
DBファイアウォールグループのルールを作成する際に、ポート番号を指定する必要はありません。
DBサーバーに設定されているポート番号が、DBファイアウォールグループに含まれるすべてのルールに適用されます。
通信許可設定 | Incomingのみ |
設定数 | 100個まで |
IN/OUT設定 | INのみ(OUTは設定できません) |
DBファイアウォールルールのステータス
DBファイアウォールグループに許可したルールの状態は、コントロールパネルのDBファイアウォールグループ詳細タブまたはDescribeDBSecurityGroups APIで確認することができます。
下記がステータスの一覧です。
コントロールパネルでの表示 | API | 説明 |
---|---|---|
有効 | authorized | ルールが有効です。 |
追加中 | authorizing | ルールを許可しています。 |
削除中 | revoking | ルールを取り消しています。 |
追加エラー | auth-failed | ルールの許可に失敗しました。手動でルールを削除し、しばらく時間を置いてからもう一度許可を行ってください。 |
削除エラー | revoke-failed | ルールの取り消しに失敗しました。しばらく時間を置いてからもう一度取り消しを行ってください。 |
追加エラー(グループが存在しません) | not-exists | 指定したニフクラのファイアウォールグループが存在しなかったため、ルール許可に失敗しました。手動で削除を行ってください。 |