共通:ニフクラリソースネーム(NRN)
ニフクラリソースネーム(NRN)はニフクラ上のリソースを一意に識別する名前です。
NRNの形式
NRNはコロン(:)で区切られた文字列で、下記の形式で表現されます。コロン(:)で区切られた各文字列はセグメントと呼ばれます。${ }
で記載されたセグメントの値はリソースによって異なります。
nrn:${partition}:${service}:${region}:${nifcloud_id}:${resource_type}:${resource_id}
たとえば、Kubernetes Service Hatobaのとあるクラスターは、下記のNRNで表現されます。
nrn:nifcloud:hatoba:jp-east-1:BCT*****:cluster:8a97827f-747a-488e-a8d0-6c7b56a9e50c
nrn
NRNは必ず nrn
のセグメントで始まります。そのため、下記の値のみが設定可能です。
nrn
partition
partition
はリソースが配置されたパーティションです。現在は下記の値のみが設定可能です。
nifcloud
service
service
はリソースが所属するサービスです。現在対応しているサービスは下記のとおりです。
サービス名 | serviceセグメント値 |
---|---|
プライベートブリッジ | private_bridge |
Kubernetes Service Hatoba | hatoba |
region
region
はリソースが所属するリージョンです。ただし、常に国を表す接頭字を付与します。たとえば jp-east-1
のように設定します。リージョンの概念のないサービスの場合、空文字となります。
nifcloud_id
nifcloud_id
はリソースを保有するニフクラIDです。
resource_type
resource_type
はリソースの種別です。たとえば、Kubernetes Service Hatobaのクラスターは cluster
となります。
resource_id
resource_id
は当該リソースを表す識別子です。サービスによって識別子の形式は変わります。