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ニフクラ事例紹介

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ニフクラ 業務効率化事例「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraServation」

コストパフォーマンスに優れ、セキュアで可用性の高いSaaS提供基盤

富士通株式会社では、ファシリティマネジメントとプロジェクト(工事)マネジメントをオールインワンにしたクラウド型サービス「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUDSaaS teraServation(アズクラウド サース テラサベイション)」の提供基盤として、社が求める可用性・安全性・安定性などの要件を満たし、かつコストパフォーマンスに優れたニフクラ(旧:ニフティクラウド)を採用。現場からセキュアにアクセスできる利便性、中堅・中小企業様でもご利用いただきやすい価格帯でのサービス提供を実現した。

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第二産業ソリューション本部 第二ソリューション事業部 第四ソリューション部 大葉 崇基氏

大葉 崇基

第二産業ソリューション本部 第二ソリューション事業部 第四ソリューション部

第二産業ソリューション本部 第二ソリューション事業部 第四ソリューション部 高橋 美紀氏

高橋 美紀

第二産業ソリューション本部 第二ソリューション事業部 第四ソリューション部

——SaaS基盤として必要な高可用性を備えコストパフォーマンス・利便性も享受

「AZCLOUD SaaS teraServation」はビルや工場、商業施設などのメンテナンス業務や、中堅・中小建設業のプロジェクト管理業務に対応したクラウドソリューションで、日々の業務を通じて施設の工事、点検などの情報を「構造物カルテ」として一元管理し、業務の効率化と品質向上を実現するもの。SaaS型のクラウドサービスのため、中堅中小規模のお客様でも、導入コストや運用、保守負担が軽いことから、すぐにシステムを利用できるのが特長だ。

サービス提供にあたり、富士通株式会社 東日本ビジネスグループ 第二産業ソリューション本部 第二ソリューション事業部 第四ソリューション部 大葉崇基氏は、「維持メンテナンス市場は成長市場ですが、システムへの投資抑制などにより、システム化が遅れているという状況があります。そこで、シンプルで汎用性の高いシステムを低価格かつ短期間でご提供できれば、お客様に利用していただきやすいのではないかということでサービスの要件を詰めていきました」と当時を振り返る。

——サービスレベルを満たしつつコスト・セキュリティ対策も重視

SaaS型サービスの基盤としては、比較的低価格で、容易にサーバーリソースの増減が可能なパブリッククラウドが適していることから、パブリッククラウド採用を前提に複数のクラウドサービスを比較・検討した。その中でニフクラ(旧:ニフティクラウド)を選択した理由について大葉氏は、「保証する月間サーバー稼働率(SLA)が99.99%以上と安定性が高く、当社が求めるサービスレベルを満たしていたところが最大のポイントです。その上でコストパフォーマンスが高い点を評価しました」。また、サービスの特性上、現場からタブレットやスマートフォンによるアクセスが行われることが前提となるため、セキュリティ対策も重要だ。「ニフクラ(旧:ニフティクラウド)は、ISMSをはじめ、弊社のシステムで要求しているセキュリティ要件を満たしていました。そして、具体的にどのような対策を行っているかは、セキュリティホワイトペーパーで確認ができたため、安心して利用できるクラウドサービスだと判断しました」(大葉氏)。

一方、パブリッククラウドでは、インフラについて情報がブラックボックス化し、顧客からの問い合わせに対して十分な対応が行えないのではないかという懸念があったという。しかし、ニフクラ(旧:ニフティクラウド)は24時間365日、日本語でのサポートが提供されており、実際、何度も情報提供を依頼したが、その都度、常に迅速に明快な回答が得られたと話す。

富士通株式会社 東日本ビジネスグループ 第二産業ソリューション本部 第二ソリューション事業部 第四ソリューション部の高橋美紀氏は、「社内でニフクラ(旧:ニフティクラウド)を採用しているプロジェクトが多いこともポイントです。すでにサービスの提供が行われていたクラウド型の地図(GIS)ソリューション「FUJITSUEnterprise ApplicationGIFOCUS」も、ニフクラ(旧:ニフティクラウド)を基盤としています。そうした実績に裏付けられた信頼感も採用に至った理由です」と付け加えた。

——サービス開始までの工数を大幅に削減リーズナブルな価格でサービスの提供を実現

ニフティクラウドを採用したことによるメリットを大葉氏は、「ハードウェアの調達からインフラ構築までの工数が削減できました。ニフクラ(旧:ニフティクラウド)は、完全冗長構成など可用性が高い仕様になっています。同等のインフラを自社で構築するとなれば、大きな負担となりかねませんが、ニフクラ(旧:ニフティクラウド)を採用したことで、サービスの開発に専念できたことは大きなメリットです」と語る。また、必須となるセキュリティ対策についても、ファイアウォールやSSLなどの機能が豊富に用意されており、設定も容易に行うことが可能。そのため開発コストが大幅に削減でき、結果として大手の企業だけでなく、中堅・中小の企業でも費用負担の少ない価格帯でのサービス提供が実現できたという。導入後の効果について大葉氏は「顧客層の拡大につながり、これまでは同様のサービスの利用をためらわれていたお客様にもご利用いただけているといった成果につながっています」と評価している。

さらに高橋氏は、「まだサービスがスタートして半年なので、お客様の声に耳を傾けながら、新しい機能のエンハンスなども進め、さらに普及を推進していきます。先行して提供している『GIFOCUS』など、ニフクラ(旧:ニフティクラウド)を基盤としている他のソリューションとの連携も検討中です」と述べ、ニフクラ(旧:ニフティクラウド)による手厚い支援への期待を表した。

FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraServation [業務効率化]

施設の新築工事から工事完成後の点検やメンテナンス、リニューアル工事まで、施設・設備のライフサイクルをトータルサポートするクラウドサービスです。店舗やビル、工場などのメンテナンス業務を行われているお客様に業務の効率化/品質向上の実現し、「戦略的アセットマネジメント」を支援します。

企業情報

富士通株式会社

富士通は、テクノロジーをベースとしたグローバルICT(Information anCommunication Technology)企業です。幅広い領域のプロダクト、サービス、ソリューションを提供し、約16万人の社員が世界100か国以上でお客様をサポートしています。私たちはこれまでの経験とICTの力で、お客様とともに豊かで夢のある未来の実現を目指しています。

  • ※注製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
  • ※注当社は、2017年4月1日にニフティ株式会社から富士通クラウドテクノロジーズ株式会社に社名を変更いたしました。
    また、2017年11月1日にニフティクラウドからニフクラにブランド名称を変更いたしました。
  • ※注本インタビューは2016年2月2日に行いました。2016年2月2日現在の情報です。

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