【アプリレイヤー編】Oracle利用パターン:Oracle RAC構成
OVMサービスを利用して、ニフクラにOracleデータベースライセンスを持ち込み、Oracle RACを構築するパターンです。
解決したい課題/要求事項
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Oracleデータベースの可用性向上のためにオンプレミスで構築していたOracle RAC構成をニフクラで構築する場合も維持したい
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OVMサービスで構築するOracleデータベースの可用性を向上させたい
ニフクラでの解決パターン
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OVMサービスでは、Oracle RAC構成をサポートしている
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Oracle RAC構成を組むことで、Oracle利用パターン(シングル構成)よりも可用性の向上が期待できる
実装
OVMスタートアップガイドを参照し、所定のWeb申請フォームよりOracle RAC構成利用、サーバーセバレート利用を含めたサーバー新規作成の申請実施
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サーバー払い出し後のOracle DBインストール、RAC構築、セキュリティ対策などを含めたシステム構築は利用者自身で設計・構築が必要となる
補足
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OVM環境基盤障害にてハイパーバイザーである物理サーバーに障害が発生した際、仮想マシンは別物理サーバーにて自動で起動する(HA)
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OVMサービスを利用できるリージョン/ゾーンについては ニフクラ ゾーン別機能対応表を参照する
OVMサービスで利用可能なOS、及びその他仕様/制限事項はサービス仕様書を参照する
ニフクラOVM サービス仕様書 -
仮想サーバーで共通グローバルネットワークを利用する場合のIPアドレス、デフォルトゲートウェイなどの情報については クラウド技術仕様/制限値(IPアドレス)を参照する
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共通グローバルネットワーク、共通プライベートネットワークについての仕様は クラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:共通ネットワーク)を参照する
注意点
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HA発動後には、仮想サーバーを元の物理サーバーへ戻すために、サーバーの停止を伴うメンテナンス作業が発生する
※上記の障害復旧による業務への影響は、Oracle RAC構成を利用することで最小限に抑えることが可能
本パターンの構成要素
本パターンを実現するためのニフクラサービス構成要素例は以下表の通りです。