プライベートLAN
共用ネットワークからL2レベルで隔離されたプライベートネットワークセグメントを利用することができます。
- ※プライベートLAN(旧)をご利用中のお客様は以下のページをご確認ください。
特長
- 複数のプライベートLANを作成可能です。
- 共用ネットワークから隔離しているため、よりセキュリティが強固な環境を構築可能です。
- コントロールパネルより、簡単にお客様ご自身で設定することができます。
- ルーター機能を利用することで、同一ニフクラIDの異なるプライベートLAN同士相互接続することが可能です。
仕様
作成可能数 | 7個/ゾーン |
---|---|
IPアドレス帯で指定できるプレフィックス長 | 16~28 |
- プライベートLANに組み込むサーバーはお客様にて選択可能です。
- プライベートLANに組み込んだサーバーは、プライベートIPアドレスを設定する必要があります。
- 1つのプライベートLANに1つの拠点間VPNゲートウェイを設定可能です。
プライベートIPアドレスの設定方法
以下の方法でご設定ください。
- ルーターのDHCP機能を使用する。(お客様による独自のDHCPサーバー構築は、禁止事項となります。)
- お客様ご自身でプライベートIPアドレスを設定する。
設定はプライベートLAN組み込み後に実施してください。設定例
DEVICE=eth1
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.xxx.xxx
NETMASK=255.255.255.0
料金
月額(税抜) | 従量(税抜) | |
---|---|---|
プライベートLAN | 5,000円/プライベートLAN/月 | 9円/プライベートLAN/時 |
ご利用の流れ
コントロールパネルからご利用いただけます。
注意事項
- ゾーンごとの制限についてはゾーン別機能対応表にてご確認ください。
- プライベートLANは、ゾーンごとの設定になります。作成時にゾーンを選択してください。
- プライベートLANは、同じゾーンでのみ通信可能です。リージョン/ゾーンをまたいでのプライベート通信を行うことはできません。
- オートスケール機能でスケールアウトしたサーバーは、プライベートLANに組み込むことができません。
- 指定されたIPアドレス帯のうち最初の/29に含まれるIPアドレスは、ルーターや拠点間VPNゲートウェイをご利用になる場合にシステム側で使用される可能性があります。
- 対象プライベートLANに紐づくリソースが存在する場合、IPアドレス帯の拡大(例:172.16.0.0/24 → 172.16.0.0/16)のみ行う事が可能です。IPアドレス帯の変更(例:172.16.0.0/24 → 192.168.0.0/24)や、IPアドレス帯の縮小(例:172.16.0.0/16 → 172.16.0.0/24 )は行う事ができません。
- プライベートLANとプライベートLAN(旧)をひとつのニフクラIDで同時利用することは可能ですが、両ネットワーク間の疎通はできません。
- プライベートLANでインターネットVPN(H/W)は利用可能ですが、インターネットVPN(H/W)利用中は解約ができません。
プライベートLANをご利用中にサーバーをコピーする場合の注意点
- コピーしたサーバーには、コピー元のサーバーに適用されているプライベートIPアドレスの設定もコピーされるため、アドレスが同一となり、衝突が発生します。(プライベートIPアドレスが衝突していると、正常な通信が行えません。)
- コピーを行った場合には、コピーされたサーバーにログインし、プライベートIPアドレスの設定を変更して、アドレスの衝突を解消してください。
グローバルIPアドレスを利用しない場合の注意事項
- コンソールを利用して、対象サーバーのプライベートIPアドレスの設定を行う必要があります。設定後、サーバーの再起動を実施してください。
なお、ルーターのDHCP機能を利用している場合は、自動でプライベートIPアドレスが割り振られますので、ご自身で設定する必要はありません。 - グローバルIPなしでサーバー作成可能ですが、この場合はプライベートLANに設定されているルーターでDHCPをありにしていない限り、コントロールパネルのコンソール以外でログインできません。
- グローバルIPを使用しないカスタマイズイメージを使用する場合は、イメージ元のサーバーを作成する際にグローバルIPを外した状態で作成ください。
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- ※本ページの内容は、2021年2月25日時点の情報です。