オブジェクトストレージサービス
オブジェクトストレージサービスは大容量ファイルの保管場所として、容量を気にすることなく利用できるストレージサービスです。 インターフェイスとしてREST APIの提供しています。
特長
安心・安全のセキュリティ技術
気になるセキュリティやデータ保護については、SSL(https)対応やデータの冗長化により安全性に力を入れています。
マルチパートアップロード機能(ファイルの分割アップロード)
マルチパートアップロード機能により、GB、TBクラスの大容量データについても分割して送信が可能となるため、インフラへの負荷軽減、作業効率化につながります。
自由度の高いAPI開発
REST API(Amazon S3互換)の利用により、Webアプリケーションを利用したブラウザーやモバイル環境からの操作、ハードウエアへの組み込み連携などが容易にできます。
活用例
ニフクラからのファイルバックアップ
ニフクラ上にあるファイルも、シェルによる簡単なコマンド操作でバックアップが可能です。
コンテンツのストレージと配信
- 動画や音声、楽曲などの配信
直接配信やAPIによるアプリケーション連係、アクセス権限管理によるデータ共有や冗長化によるコンテンツ保護など、クラウドならではの特長を活かしたサービス提供が可能です。
バックアップ、アーカイブ化
- ファイルサーバーのバックアップ
- データマイニングのためのデータ保管
権限設定による細やかな閲覧制限や冗長化により、大事なデータを保護します。また大容量のデータを分割して効率的にアップロードすることも可能です。
ドキュメント
料金
従量課金でのみの提供となります。
税抜料金は、以下からご確認いただけます。
月額(税込) | 従量(税込) | |
---|---|---|
オブジェクトストレージサービス | - | 0.003575円/GB・時間 |
料金に関する注意事項
- オブジェクトストレージ(旧)で適用していた「ネットワーク転送量の課金対象外」の処理はオブジェクトストレージサービスでは行われません。
- ニフクラ上のリソースからオブジェクトストレージサービスを利用する場合、ネットワーク転送料金の集計対象となります。
バケットやフォルダーの作成、一覧の取得はストレージの使用料には含まれませんが、ネットワーク転送料金(10TBまで無料)に計上されます。なお、オブジェクトストレージサービス自体のネットワーク転送料金は発生しません。 - 1GB未満の利用量については切り上げ(1GB分を課金)となります。
- 料金計算は世界標準時(UTC)で行われます。日本時間で1日のAM09:00~翌月1日のAM08:59で料金計算を行います。
- 請求は月遅れ請求となります。
料金例
1TiBのファイルを1カ月間(31日間)保存した場合
1,024GB × (24時間 × 31日) × 0.00325円/GB・時間 = 2,476.032円(税抜)
※ 税抜金額で小数点以下を切り捨てて、他サービス・機能と合わせ、消費税を加算し、ご請求いたします。
ご利用までの流れ
コントロールパネルで利用開始手続きを行い、オブジェクトストレージサービス専用のアクセスキー・シークレットアクセスキーを取得してください。取得したアクセスキー・シークレットアクセスキーでAPIをご利用いただけます。
- 利用開始手続きの詳細は、操作方法ガイド:オブジェクトストレージサービスをご参照ください。
- 利用開始手続き後は、以下の方法でバケットやオブジェクトを操作できます。
- APIやSDKで使用するエンドポイントは、こちらをご参照ください。
- ※利用開始手続きはリージョン毎に必要になります。
- ※オブジェクトストレージサービスのAPIでは、専用のアクセスキー・シークレットアクセスキーが必要となります。コントロールパネルのアカウント管理メニューで発行されるアクセスキー・シークレットアクセスキーはご利用いただけません。
- ※オブジェクトストレージサービスの専用アクセスキー・シークレットアクセスキーはリージョン毎に必要になります。
- ※オブジェクトストレージサービスの専用アクセスキー・シークレットアクセスキーはリージョン毎に1つしか発行できません。
- ※オブジェクトストレージサービスの専用アクセスキー・シークレットアクセスキーに対しては、IP許可制限は適用されません。
オブジェクトのURLについて
アップロードしたオブジェクトは以下のルールに従ってURLが生成されます。
- east-1のとき
https://jp-east-1.storage.api.nifcloud.com/<bucket>/<object>
- west-2のとき
https://jp-west-2.storage.api.nifcloud.com/<bucket>/<object>
アクセス権設定について
デフォルトでは、すべてのバケットとオブジェクトは作成したユーザーのみがアクセスできるようになっています。
ほかのユーザーと共有したり、匿名ユーザーに公開するときは、バケットポリシーを設定してください。
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- ※本ページの内容は、2024年11月18日時点の情報です。