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オブジェクトストレージサービス上に「バケット」を作成し、配布したい静的なコンテンツをアップロードする
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アップロードしたコンテンツに対して、利用者がアクセスできるようバケットポリシーを設定する
east-1のときのオブジェクトURL例
https://jp-east-1.storage.api.nifcloud.com/<bucket>/<object> -
発行されたURLを利用者に提供、もしくはWebサーバーに配置するWebページにリンクを作成する
【アプリレイヤー編】Webストレージパターン
オブジェクトストレージサービスにコンテンツを配置し、配布するパターンです。
解決したい課題/要求事項
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高画質の画像、Zipファイルなどの容量の大きいファイルを1台のWebサーバーから配信する場合、サーバーの負荷を下げたい
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サーバーの負荷を下げるため、複数台のWebサーバーを並べて負荷分散する場合は、ファイルを複数サーバーに配置することでかかるコストを軽減したい
ニフクラでの解決パターン
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内容が動的に変化しないコンテンツであれば、サイズが大きいコンテンツや多数のコンテンツを、オブジェクトストレージサービスに搭載し、そのままWebで公開可能となる
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Webサーバーを複数台構築する際に、データの同期設計など容易にし、利用者の運用負担を軽減できる
実装
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APIを利用して、配布したいコンテンツをニフクラオブジェクトストレージサービスに配置し、利用者が直接オブジェクトストレージサービスからダウンロードできるようにする
補足
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インターフェースとしてREST APIを提供しており、APIによるファイル操作が可能
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オブジェクトストレージサービスへニフクラ内のリソースからアクセスする際の通信経路については オブジェクトストレージサービス・通信についてを参照する
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仮想サーバーで共通グローバルネットワークを利用する場合のIPアドレス、デフォルトゲートウェイなどの情報については クラウド技術仕様/制限値(IPアドレス)を参照する
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共通グローバルネットワーク、共通プライベートネットワークについての仕様は クラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:共通ネットワーク)を参照するトレージサービス・通信について]
注意点
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配布されるコンテンツのURLに独自ドメインは利用できない
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オブジェクトストレージサービスが発行するURLとなる(実装手順 2参照)
本パターンの構成要素
本パターンを実現するためのニフクラサービス構成要素例は以下表の通りです。
サービス名 |
タイプ |
用途 |
数量 |
備考 |
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c2-medium |
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1 |
- |
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- |
- |
1 |
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容量(GB) |
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1~ |
- |
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- |
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1 |
任意で利用 |