ニフクラ Kubernetes Service Hatoba:ノード
ノードはKubernetesクラスタを構成するマシンです。
ノードイメージ
現時点では、下記のノードイメージがデフォルトで使われます。
ノードイメージ名 | OS | コンテナランタイム |
---|---|---|
Ubuntu | Ubuntu 20.04 LTS | containerd |
ノードのリソース予約
ノードはKubernetesクラスターとして動作するために、一定のリソースを消費します。そのため、ノード全体のリソースに比べて、アプリケーションで利用可能なリソースは小さくなります。
ニフクラ Kubernetes Service Hatobaでは、ノードが安定した動作をするために、一定のリソース予約が行われています。ノードのkubelet設定上、eviction-hard memory.availableには400Miが設定されています。つまり、各ノードのメモリは常に400Miの空きがある状態を維持しようとします。この閾値を超過した場合、ノードに割り当てられたPodは終了し、別のノードに割り当てようとします。この設定をユーザー側で変更はできません。
ノードの再起動
ニフクラ Kubernetes Service Hatobaでは、安全に再起動が行えるよう、ノード再起動時にdrain/uncordonが実行されます。これにより、指定したノード上からPodを安全に退避し、ノードの再起動が完了するまで、新規のPod割り当てを防止します。drainに失敗した場合、ノードのステータスはエラーとなります。drain/uncordonの動作の詳細はKubernetes公式のSafely Drain a Nodeをご確認ください。drain/uncordonが行われる際にアプリケーションの可用性が重要な場合は、Kubernetesの仕様に従ってPodDisruptionBudgetの設定もご検討ください。
ノードのステータス
カテゴリー | API | 表示 | アイコン | 説明 |
---|---|---|---|---|
正常 | RUNNING | 稼働中 | ![]() |
正常に稼働中 |
エラー | ERROR | エラー | ![]() |
ノードでエラーが発生している |
処理中 | PROVISIONING | 作成中 | ![]() |
ノードの作成中 |
処理中 | RECONCILING | 設定変更中 | ![]() |
ノードの設定変更中 |
処理中 | STOPPING | 削除中 | ![]() |
ノードの削除中 |