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【ニフクラ活用基本編】NAS利用パターン

共有コンテンツを利用するパターンです。

解決したい課題/要求事項

  • コンテンツファイルをアップロードした際、複数の仮想サーバーに自動で同期するにはlsync+rsyncの方法があるが、サーバー台数やファイル数が増えた際に、運用の手間や同期処理の時間が増えてしまうのは避けたい

ニフクラでの解決パターン

  • 複数のサーバーから同時にマウント可能なNASを利用する

  • NASの利用によって、ネットワーク上でアクセス可能な共有ストレージとして利用する

image

補足
実装
  • ニフクラNASを利用することで、コンテンツファイルの更新・参照処理を一元化できる

  1. サーバー冗長化パターンを参考にし、ロードバランサー(L4)、複数の仮想サーバーを作成する

  2. NASを作成する

  3. 1で作成した仮想サーバーより、NASをマウントする

注意点
  • ニフクラNASではバックアップの機能は用意されていないため、NAS内のファイルをバックアップする場合、別途検討が必要となる

  • 作成可能容量の上限など詳細は クラウド技術仕様/制限値(NAS)を参照

本パターンの構成要素

本パターンを実現するためのニフクラサービス構成要素例は以下表の通りです。

サービス名

タイプ

用途

数量

備考

10Mbps

1

c2-medium

2

サーバー用

1

NAS

標準タイプ 100GB

1

NAS用

1

1

任意で利用

terraform サンプル

本パターンについてterraformで作成可能なサンプルをGitHubで公開しています。
ご参考にしてください。
> NAS利用パターン Terraformサンプル


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