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サーバー冗長化パターンを参考にし、ロードバランサー(L4)、複数の仮想サーバーを作成する
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NASを作成する
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1で作成した仮想サーバーより、NASをマウントする
【ニフクラ活用基本編】NAS利用パターン
共有コンテンツを利用するパターンです。
解決したい課題/要求事項
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コンテンツファイルをアップロードした際、複数の仮想サーバーに自動で同期するにはlsync+rsyncの方法があるが、サーバー台数やファイル数が増えた際に、運用の手間や同期処理の時間が増えてしまうのは避けたい
ニフクラでの解決パターン
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複数のサーバーから同時にマウント可能なNASを利用する
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NASの利用によって、ネットワーク上でアクセス可能な共有ストレージとして利用する
補足
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仮想サーバーで共通グローバルネットワークを利用する場合のIPアドレス、デフォルトゲートウェイなどの情報については クラウド技術仕様/制限値(IPアドレス)を参照する
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共通グローバルネットワーク、共通プライベートネットワークについての仕様は クラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:共通ネットワーク)を参照する
実装
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ニフクラNASを利用することで、コンテンツファイルの更新・参照処理を一元化できる
注意点
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ニフクラNASではバックアップの機能は用意されていないため、NAS内のファイルをバックアップする場合、別途検討が必要となる
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作成可能容量の上限など詳細は クラウド技術仕様/制限値(NAS)を参照
本パターンの構成要素
本パターンを実現するためのニフクラサービス構成要素例は以下表の通りです。
サービス名 |
タイプ |
用途 |
数量 |
備考 |
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10Mbps |
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1 |
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c2-medium |
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2 |
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サーバー用 |
1 |
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標準タイプ 100GB |
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1 |
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NAS用 |
1 |
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1 |
任意で利用 |
terraform サンプル
本パターンについてterraformで作成可能なサンプルをGitHubで公開しています。
ご参考にしてください。
> NAS利用パターン Terraformサンプル