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ニフクラクラウドデザインパターン

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【ニフクラ活用応用編】サーバーセパレートパターン

複数のサーバーを、確実に別々の物理サーバー上に配備するパターンです。

解決したい課題/要求事項

  • 並列に並べている仮想サーバーが利用している物理ホストがすべて同じ筐体で稼働している可能性がある

  • 仮想サーバーが稼働しているハードウェアが障害に陥るとすべての仮想サーバーが同時に障害に陥る可能性がある

ニフクラでの解決パターン

  • ニフクラのサーバーセパレートを利用する

  • サーバーセパレートの指定した2台の仮想サーバーを異なる物理ホスト上に分離的に配置する機能を利用し、仮想サーバーが稼働する物理ホストを意図して分けることができる

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実装
  • ニフクラのサーバーセパレートは同一物理ホストに仮想サーバーが搭載されないように配置することで、サービスの継続性を向上できる
    ※本パターンでは3台の仮想サーバー、A・B・Cを構築した場合を記載

  1. 3台の並列した仮想サーバー、A・B・Cを構築する

  2. AとBをセパレートルール1、BとCをセパレートルール2、CとAをセパレートルール3とする、3つのサーバーセパレートを作成する

  3. ロードバランサー(L4)に、1で構築した仮想サーバーを割り当てる

補足
  • サーバーセパレートは2つの仮想サーバーを異なるホストに配置できるルールが設定できる

  • A、B、Cのいずれか1台が乗っている物理ホストが障害に陥ったとしても、他の2台の仮想サーバーが乗っている物理ホストは障害が発生した物理ホストとは異なるため、ロードバランサー(L4)配下のサービスは継続稼働できる

  • 同様に、仮に2台の仮想サーバーが乗っている物理ホストが同時に障害に陥ったとしても、残りの1台の物理ホストとは無関係の障害のため、1台の仮想サーバーは稼働したままとなる

注意点
  • サーバーセパレートはゾーンを跨ぐことができない
    ※ゾーン障害も考慮しさらに可用性を向上させたい場合、マルチゾーンパターンやマルチリージョンパターンも併せて検討してください。

  • 物理機器故障などで当該サーバー搭載物理ホスト交換が発生した場合は、一時的に同一の物理ホストに配置されることがある

  • 仮想化基盤側のリソース状況にも起因するが、5分程度で異なる物理ホスト上に分散される仕様である

本パターンの構成要素

本パターンを実現するためのニフクラサービス構成要素例は以下表の通りです。

サービス名

タイプ

用途

数量

備考

10Mbps

1

c2-medium

3

3

サーバー用

1

1

任意で利用

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