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RDB作成時、または作成後のRDB設定変更にて、冗長化構成(データ優先)を有効にするかどうかを指定する
【アプリレイヤー編】RDB冗長化パターン
RDBの冗長化機能を利用し、データベースサーバーの可用性を向上させるパターンです。
解決したい課題/要求事項
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データベースサーバーを冗長化し、可用性を高めたい
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データベースサーバーの冗長化の高い要求スキル、複雑な作業工程、また運用面の負担を軽減したい
ニフクラでの解決パターン
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ニフクラのRDBサービスを利用することで、容易に冗長構成が構築できるため、利用者の運用負担を軽減できる
実装
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ニフクラRDBは、データベースサーバーの冗長化と障害時のフェイルオーバーをサポートしている
補足
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冗長化をニフクラのコントロールパネルから実装可能
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冗長構成とすると、2台のDBサーバーは異なるホストへ配置され、アクティブスタンバイ構成となる
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アクティブDBサーバーのホストに障害が起きた場合、アクティブDBサーバーが停止または利用不可になった場合でもスタンバイのDBサーバーが自動昇格し、DBサービスを継続することが可能
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データベースサーバーの冗長化に必要なスキル、設計にかかる手間を削減できる
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運用に必要な機能は一通り揃っているため、運用面でも負荷軽減の期待できる
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仮想サーバーで共通グローバルネットワークを利用する場合のIPアドレス、デフォルトゲートウェイなどの情報については クラウド技術仕様/制限値(IPアドレス)を参照する
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共通グローバルネットワーク、共通プライベートネットワークについての仕様は クラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:共通ネットワーク)を参照する
本パターンの構成要素
本パターンを実現するためのニフクラサービス構成要素例は以下表の通りです。
サービス名 |
タイプ |
用途 |
数量 |
備考 |
---|---|---|---|---|
c2-medium |
Web/APサーバー |
1 |
- |
|
- |
サーバー用 |
1 |
- |
|
db.e-large |
DBサーバー |
2 |
データ優先で冗長構成 |
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高速フラッシュドライブ 50GB |
ディスク |
2 |
||
- |
RDB用 |
1 |
- |
|
- |
- |
1 |
任意で利用 |