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ニフクラ 業務効率化事例「mackerel」

Web制作会社のニューロマジックは、従来顧客サイトの基盤として海外の大手クラウドサービスのみを利用していた。しかし、金融などセキュリティやコンプライアンス要求の高い顧客から、国産の信頼性の高いクラウドサービスに対するニーズが高まり、要件に合致するサービスとしてニフクラ(旧:ニフティクラウド)を選択。これにより、顧客に国内のデータセンターによる高品質なサービスを提供できるようになった。

加えて、ニフクラソリューションパートナーのはてなが提供するサーバー監視サービスMackerel(マカレル)の利用により、インフラエンジニアではない担当者でも設定や運用が可能になり、品質と効率の良いサーバー監視が実現した。

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株式会社ニューロマジック執行役員インタラクション・デザイン・グループ 石川 修一氏

石川 修一

株式会社ニューロマジック
執行役員
インタラクション・デザイン・グループ

株式会社はてなサービス・システム開発本部セールスデベロッパー 荒谷 翔氏

荒谷 翔

株式会社はてな
サービス・システム開発本部
セールスデベロッパー

——高信頼の国産クラウドサービスとしてニフクラ(旧:ニフティクラウド)を選択

Web制作会社のニューロマジックは、制作したWebサイトの運用を任されることも多く、そのための基盤として、従来海外の大手クラウドサービスを利用してきた。しかし課題があったと株式会社ニューロマジック 執行役員 インタラクション・デザイン・グループ 石川修一氏は、次のように語っている。「金融機関など情報セキュリティに厳しいお客様のなかには、海外クラウドサービスに預けたデータを日本の法律で守れるのかといった懸念をお持ちのお客様がいらっしゃいました。そこで、国産で、高い信頼性を持つクラウドサービスを探し始めました」。

そこで、国産の著名クラウドサービスを比較検討した結果、同社が選択したのがニフクラ(旧:ニフティクラウド)である。選択理由について石川氏は、「学生時代から富士通のパソコンを使っており、富士通系列のニフクラ(旧:ニフティクラウド)には個人的に注目していました。調べてみるとセキュリティや設備は強固であることが確認できました。そのうえでWebサイトのスタッフブログを読んだところ、親身なサポートも期待できそうだと感じました」と語っている。

——親身なサポートと明快な料金体系

ニューロマジックは、2013年1月ニフクラ(旧:ニフティクラウド)の利用を開始した。利用にあたって、石川氏がWebサイトで感じた「親身なサポートが期待できそう」という予感が的中。利用開始当初は助かったと石川氏は次のように語っている。「当初は詳細な仕様がまったくわからなかったので、電話をかけて問い合わせたところ、担当者が当社まで来てくれました。思った通り担当者が親身になって対応してくれたので、本当に助かりました」

また、それまで利用していたクラウドサービスは、設定画面が英語で、独自の用語も多用されており、運用にはかなりの知識と経験が必要であった。それに対して石川氏は、「ニフクラ(旧:ニフティクラウド)は画面がポップで、比較的わかりやすいですね。使っている間にどんどん進化していて、機能や使いやすさが充実してきているのを感じます」と語っている。

同社にとってもうひとつのメリットが、料金体系だ。従来のクラウドサービスは、従量制なので料金が利用後にしかわからなかった。そのため、キャンペーンサイトなど急激にトラフィックが増えた場合、大きく金額が変わってしまい、顧客は予算を組みにくい。その点ニフクラ(旧:ニフティクラウド)は、月額制も用意されている。また、10TBまでグローバル側の通信費用が込みの価格なので、通信費用のことを気にする必要がない。「料金が日本円で実質的に定額なので、料金体系が明快で、お客様への説明がしやすいのは大きなメリットです」。(石川氏)

——直感的でわかりやすいアラートと簡単でストレスのない設定

このようにニフクラ(旧:ニフティクラウド)を顧客サイトの運用に活用してきたニューロマジックは、2015年12月から新たにサーバー監視サービスを導入した。ニフクラ(旧:ニフティクラウド)にも基本監視・パフォーマンスチャートの機能はあるが、アラートメールの情報量の多さから、知識がないお客様が対応することは難しい。それにより、アラートが出るたびに問い合わせが増え、ニューロマジックに業務負担がかかっていた。その課題を解決するために導入されたのが、ニフクラソリューションパートナーのはてなが提供するサーバー監視サービスMackerelだった。

課題であったアラートメールの情報量、表示について石川氏は、「従来のクラウドサービスはアラートメールが機械的な文章かつ英文で、状況の認識が難しかった。それに対してMackerelのメールは、時系列の負荷状況がグラフ化されているのはもちろん、重要性や緊急性に応じて、赤色やオレンジ色で表示されるなど直感的で分かりやすかった。当社の場合、広告代理店の担当者などにもアラートメールを送ることがあるため、お客様側で注意してほしい情報が見分けやすくなりました。以前はアラートの度に問い合わせが来ていたので、その対応がなくなり、業務負担が軽減されました」と語っている。

また石川氏は、「Mackerelは監視設定をする際ガイドが出るので、監視設定をほとんどしたことがないアプリケーションエンジニアでも簡単に、ストレスなく設定ができました。ユーザーが直感的に操作出来る非常によく考えられたサービスだと思います」と評価している。

さらに、Mackerelには一般的なサーバー監視以外に、ウェブサイトが正常に機能しているかどうかを監視するURL外形監視という機能もある。株式会社はてな サービス・システム開発本部 セールスデベロッパー 荒谷翔氏は、「Mackerelからインターネットを介してユーザーが設定したURLに対して定期的にチェックすることもできます。サーバーが停止しているわけではないが、実は画面表示に異常に時間がかかるような場合でもアラートを発生させることが可能です」と説明する。それに応えて石川氏も「正常にWEBサーバーが動作しているかどうかは、外のサーバーから監視するしかありません。しかし、その監視サーバーを自社で構築して運用している場合、確実に稼働しているか不安が残ります。さらに監視サーバーの監視が必要となり、キリがありません。それがMackerelによって不要になるため、費用対効果が高く、そして非常に安心感があります」と評価している。

ニューロマジックでは、今後サーバーに問題が発生した場合、Mackerelでアラートの通知先をチャットにすることを検討中。チャットをベースにしたコミュニケーションにより、より迅速な対応や対策を図りたい考えだ。

荒谷氏は、Mackerelが進めているさらなる機能強化について次のように語る。「最近ではリアルタイムの監視だけではなく、将来の予測をアルゴリズムで支援する新しい機能をお届けしている。今後もユーザーの皆様のご要望に応えていきたいです」。

これからもニューロマジックの顧客サイトのさらなる安定運用を、ニフクラ(旧:ニフティクラウド)とMackerelがサポートしていく。

mackerel [業務効率化]

ニフクラソリューションパートナーの株式会社はてなが提供するサーバー監視サービス。ユーザー登録から3分でサーバー・サービスの死活監視やメトリック監視が可能。エンジニアをワクワクさせる直感的なユーザーインタフェースに加え、「サービス」と「ロール」の概念により、規模を問わず柔軟なサーバー監視・管理が実現する。

オンプレ移行やDRなど代表的な事例を紹介!ニフクラ事例集
  • ※注製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
  • ※注当社は、2017年4月1日にニフティ株式会社から富士通クラウドテクノロジーズ株式会社に社名を変更いたしました。
    また、2017年11月1日にニフティクラウドからニフクラにブランド名称を変更いたしました。
  • ※注本インタビューは2016年7月20日に行いました。2016年7月20日現在の情報です。

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