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ニフクラ ユーザーガイド

本ページは2023/9/5をもって、新ページhttps://docs.nifcloud.com/cp/guide/server_networking/multi_ip_address.htmへ移行しました。 今後は新ページをご参照ください。

マルチIPアドレスの設定方法

マルチIPアドレスをサーバーに設定する場合

サーバーでマルチIPアドレスを利用する場合の設定例を説明します。

  1. マルチIPアドレスグループを用意します。
    • コントロールパネルから作成することができます。詳細はこちらを参照してください。
  2. マルチIPアドレスを設定したいサーバーに、マルチIPアドレスグループを割り当てます。
    • サーバーで利用中のグローバルIPアドレスは、マルチIPアドレスグループの割り当てとともに利用できなくなります。SSHやリモートデスクトップ接続によるネットワーク経由でのログインに利用している場合は、プライベート側のインターフェイスからログインできるような環境を用意しておくか、コンソール接続をご利用ください。
    • コントロールパネルから、利用したいマルチIPアドレスを含むマルチIPアドレスグループを対象のサーバーに割り当てます。詳細はこちらを参照してください。
  3. 対象のサーバーにログインし、OS上からIPアドレスを静的に割り当てる設定をします。
    • サーバーに割り当てたマルチIPアドレスグループ内のアドレスから自由にアドレスを選択してご利用できます。それ以外のアドレスを設定した場合、ネットワークの遮断措置が施される場合がございますので、ご注意ください。
    • マルチIPアドレスグループ内で利用可能なアドレスと、設定に必要なサブネットマスク及びデフォルトゲートウェイのアドレスは、コントロールパネルから確認します。詳細はこちらを参照してください。
    • 設定の対象となるインターフェイスが分からない場合は、マルチIPアドレスのネットワークに対応するインターフェイスのMACアドレスをコントロールパネルから確認し、同じMACアドレスを持つインターフェイスをOS上で調べます。コントロールパネルからMACアドレスを確認する方法についてはこちらを参照してください。
    • Red Hat Enterprise Linux/Rocky/AlmaLinux 9.0 での /etc/NetworkManager/system-connections/ens192.nmconnection 設定例(サーバーでご利用のOSや、お客様の構成によって内容は異なります)

      [connection]
      id=ens192
      type=ethernet
      interface-name=ens192
      
      [ethernet]
      
      [ipv4]
       # この例では 203.0.113.28/25, 203.0.113.42/25 だったとする
      address1=203.0.113.28/25
      address2=203.0.113.42/25
      # デフォルトゲートウェイを指定
      gateway=203.0.113.1
      dns=127.0.0.1;
      ignore-auto-dns=true
      
      [ipv6]
      addr-gen-mode=stable-privacy
      method=auto
      
      [proxy]
    • Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky/AlmaLinux 8.0 での /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192 設定例(サーバーでご利用のOSや、お客様の構成によって内容は異なります)

      DEVICE=ens192
      BOOTPROTO=none
      # 利用可能なアドレスからこのサーバーに設定すると選んだアドレスを指定
      # この例では 203.0.113.28, 203.0.113.42 だったとする
      IPADDR1=203.0.113.28
      IPADDR2=203.0.113.42
      # サブネットマスクを設定
      NETMASK1=255.255.255.128
      NETMASK2=255.255.255.128
      # デフォルトゲートウェイを指定
      GATEWAY1=203.0.113.1
      DEFROUTE=yes
      ONBOOT=yes
      PEERDNS=no
      DNS1=127.0.0.1

サーバーからマルチIPアドレスを解除する場合

サーバーでマルチIPアドレスの利用をやめる場合の設定例を説明します。

  1. 対象のサーバーにログインし、OS上からIPアドレスをDHCPによって割り当てる設定をします。
    • Red Hat Enterprise Linux/Rocky/AlmaLinux 9.0 での /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192 設定例(サーバーでご利用のOSや、お客様の構成によって内容は異なります)

      [connection]
      id=ens192
      type=ethernet
      interface-name=ens192
      
      [ethernet]
      
      [ipv4]
      dns=127.0.0.1;
      ignore-auto-dns=true
      method=auto
      
      [ipv6]
      addr-gen-mode=eui64
      method=ignore
      
      [proxy]
    • Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky/AlmaLinux 8.0 での /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192 設定例(サーバーでご利用のOSや、お客様の構成によって内容は異なります)

      DEVICE=ens192
      BOOTPROTO=dhcp
      ONBOOT=yes
      PEERDNS=no
      DNS1=127.0.0.1
  2. マルチIPアドレスグループから、対象のサーバーの割り当てを解除します。
    • コントロールパネルから、割り当ての解除を行います。詳細はこちらを参照してください。

マルチIPアドレスグループ内の一部のアドレスのみ削除する場合

マルチIPアドレスグループから、特定のアドレスを削除する設定例を説明します。

  1. 対象のマルチIPアドレスグループを割り当てているサーバーの中で、削除したいアドレスを利用しているサーバーを調査します。
    • サーバーに設定するマルチIPアドレスグループ内のアドレス選択は、お客様の自由となっているため、どのサーバーでどのアドレスを利用する設定であるかはお客様にてお調べいただく必要がございます。
  2. 削除したいアドレスを利用しているサーバーすべてについて、そのアドレスを利用しないようにOS上から設定します。

  3. OS上で修正した設定を反映します。
    • サーバーの再起動を実施するなどして、確実に削除対象のIPアドレスを利用しないよう設定してください。マルチIPアドレスグループから削除したIPアドレスを継続して利用していた場合、ネットワークの遮断措置が施される場合がございます。
  4. マルチIPアドレスグループから、対象のIPアドレスを削除します。
    • コントロールパネルから、削除を行います。詳細はこちらを参照してください。

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