リモートアクセスVPNゲートウェイv1.2:Windows 10のリモートアクセスVPNゲートウェイ(v1.2)利用方法
Windows 10からリモートアクセスVPNゲートウェイを利用する手順です。
構成
クライアント端末がWindows 10の場合の利用手順です。
手順環境
Windows 10 (1709) |
リモートアクセスVPNゲートウェイの構成
プライベートLAN CIDR | 192.168.0.0/24 |
プライベートLAN IPアドレス | 192.168.0.254 |
ネットワークプール CIDR | 10.0.0.0/24 |
ネットワークプール GW IPアドレス | 10.0.0.254 |
セットアップ
クライアント証明書のインポート
リモートアクセスVPNゲートウェイにCA証明書を設定している場合には、端末にクライアント証明書をインポートする必要があります。
(リモートアクセスVPNゲートウェイにCA証明書を設定していない場合には、 クライアントソフトウェアのセットアップ へ進んでください)
端末上で作成した クライアント証明書(PKCS #12形式) をダブルクリックし、証明書のインポートウィザードでクライアント証明書をインポートします。
次へ
ファイル名を確認し、次へ
クライアント証明書作成時にExportパスワードを設定している場合には、パスワードを入力します。
次へ
インポートする内容を確認します。
正常にインポートが完了すると以下の画面が表示されます。
クライアントソフトウェアのセットアップ
- クライアントソフトウェアのダウンロード
ニフクラ コントロールパネル上に表示される、リモートアクセスVPNゲートウェイの クライアントダウンロードURL へアクセスします。
※Internet Explorer または Google Chromeのブラウザでアクセスしてください。
リモートアクセスVPNゲートウェイ: 基本情報
リモートアクセスVPNゲートウェイに設定したユーザー名、パスワードを入力しログインします。
ログイン後、ダウンロードリンクをクリックしクライアントソフトウェアをダウンロードします。
- クライアントソフトウェアのインストール
ダウンロード完了後、zipファイルを展開し、installer.exe を実行します。(管理者権限が必要です)
インストーラーが起動し、インストールが完了するとクライアントソフトウェアが起動します。
接続
- クライアントソフトウェアの起動
デスクトップ上のVMwareTrayアイコンをダブルクリック、またはタスクトレイからログインを選択しクライアントソフトウェアを起動します。
- プロキシの設定
プロキシサーバー配下のネットワークの場合、設定からプロキシ設定タブを選択し、プロキシサーバーを設定します。
- ログイン
接続するネットワークを選択し、ログインボタンを押します。
プロキシサーバー配下のネットワークかつ、認証プロキシをご利用の場合、プロキシサーバーの認証情報を入力します。
リモートアクセスVPNゲートウェイにCA証明書を設定している場合、クライアント証明書認証によるログインが行われます。
端末にインポートしたクライアント証明書を選択します。
リモートアクセスVPNゲートウェイのユーザー認証を行います。
設定したユーザー名、パスワードを入力します。
ログインが成功すると以下の画面が表示されます。
確認手順
クライアントソフトウェアで状態を確認
デスクトップ上のVMwareTray アイコン、またはタスクトレイのアイコンをダブルクリックする事で、クライアントソフトウェアの接続状態を確認する事が出来ます。
ステータスが接続中である事を確認します。
pingコマンドによる疎通確認
リモートアクセスVPNゲートウェイのネットワークプールのGW IPアドレスにpingコマンドで疎通確認を行います。
ping 10.0.0.254
10.0.0.254 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
10.0.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=128
10.0.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=128
10.0.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=128
10.0.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=128
10.0.0.254 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 0ms、最大 = 1ms、平均 = 0ms
次にリモートアクセスVPNゲートウェイのプライベートLAN IPアドレスへpingコマンドで疎通確認を行います。
ping 192.168.0.254
192.168.0.254 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =41ms TTL=64
192.168.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =21ms TTL=64
192.168.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =22ms TTL=64
192.168.0.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =22ms TTL=64
192.168.0.254 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 21ms、最大 = 41ms、平均 = 26ms
リモートアクセスVPNゲートウェイのプライベートLAN IPアドレスへの疎通が確認出来れば、SSL-VPNを経由したプライベートLANへの通信が可能な状態です。
切断
タスクトレイのログアウト、またはデスクトップ上のVMwareTray アイコンをダブルクリックし、ログアウトボタンを押します。
確認ダイアログではいを選択します。
アンインストール
タスクトレイからアンインストールを選択します。
アンインストールを実行するか確認画面が表示されます。はいを選択します。
アンインストール後にはシステムの再起動が必要になります。