マルチロードバランサーv1
マルチロードバランサーv1.3のサポート終了について
マルチロードバランサーv1.3は2023年11月11日にサポートを終了します。
マルチロードバランサーのメジャーバージョンアップ及び現行バージョンのサポート終了のご案内
マルチロードバランサーの最新バージョンの仕様は以下をご参照ください。
マルチロードバランサーv1は、プライベートネットワークにおけるサーバーの負荷分散にも対応したロードバランサーです。L4(レイヤー4)に対応しています。
特長
プライベートLANなど、プライベート側ネットワークの負荷分散にも対応
プライベートネットワーク上に存在するサーバーの負荷分散にも対応しています。従来から提供しているロードバランサーでは実現できなかった負荷分散や、それを利用したシステムを構築することが可能になります。
安価に利用可能
従来から提供しているロードバランサーと比較して、安価に利用可能です。
サービスの継続性
ダウンしたサーバーを検出し、ロードバランサー配下から切り離すことで、サービスを継続することができます。また、メンテナンス時にロードバランサーからサーバーを切り離せば、サービスを停止することなくシステム変更をしやすくなります。
仕様
マルチロードバランサーv1
対応レイヤー | トランスポート層(レイヤー4) | ||
---|---|---|---|
対応プロトコル(選択可能) | TCP | ||
UDP | |||
HTTP | |||
HTTPS | |||
バランスポリシー(選択可能) | ラウンドロビン | ||
リーストコネクション | |||
ヘルスチェック | 方式(選択可能) | ICMP(IPレベルのチェック) | |
TCP(ポートレベルのチェック) | |||
HTTP(静的コンテンツのチェック) | |||
HTTPS(静的コンテンツのチェック) | |||
PING間隔の設定範囲 | 5~300秒 | ||
閾値の設定範囲 | 1~10回 | ||
ヘルスチェックパス ※方式がHTTP/HTTPSの場合のみ |
指定可能(255文字以内) | ||
HTTPコードの期待値 ※方式がHTTP/HTTPSの場合のみ |
1~10個 ※200~499の範囲で指定可能 |
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作成可能なロードバランサー数 | 1IDにつき、5個/ゾーン
|
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グローバルIP数 | ロードバランサー1つにつき1個 | ||
ポート設定数 | ロードバランサー1つにつき3個 | ||
対応インターネットプロトコル | IPv4 | ||
暗号ポリシー | ats | ||
ats対応暗号化SUITE | TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256 TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA256 TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384 TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256 TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384 TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256 |
||
帯域(選択可能) | 10Mbps/20Mbps/30Mbps/40Mbps/ 100Mbps/200Mbps/300Mbps/400Mbps/500Mbps |
||
共有可能なニフクラID数 | 0個
|
詳細な仕様についてはこちらをご確認ください。
ロードバランサーオプション設定
SSLアクセラレーター
通信データの暗号化・複号化処理を専門に行う装置です。
今まで利用者がサーバーごとに適用していたSSL証明書を一括してロードバランサーにて適用することが可能になり、サーバーの処理負荷も軽減できます。
- ※SSLアクセラレーターを利用するには、あらかじめ、SSL証明書を作成、またはアップロードしておく必要があります。SSLアクセラレーターに設定可能な証明書については、こちらをご確認ください。
- ※SSLアクセラレーターで使用するSSL証明書を選択するときは、同じリージョンでのみ選択可能です。
セッション固定
ソースIPアドレスを元にセッションをサーバーに固定します。
固定化の方式 | ソースIPアドレス/Cookie |
---|---|
セッション保持時間 | 3~60分 |
設定範囲 | ポートごと |
Sorryページ
すべてのサーバーのヘルスチェックが確認できなくなった場合に、指定されたURLへのリダイレクト(HTTPステータスコード302による応答)を行います。
待ち受けポート | HTTP/HTTPS(ポートは任意に設定可能) |
---|---|
レスポンスコード | 302(リダイレクト可能) |
設定範囲 | ポートごと |
その他
バージョンアップ
マルチロードバランサーを最新バージョンに入れ替えます。対象のマルチロードバランサーが最新バージョンではない場合にのみ、利用可能です。
- ※入れ替え時には、約5分程度の通信断が発生します。また、最新バージョンに入れ替えたマルチロードバランサーは、アップグレード開始から3日以内かつアップグレード後に設定変更を実施していなければロールバックすることが可能です。
料金
税抜料金は、以下からご確認いただけます。
月額(税込) | 従量(税込) | ||
---|---|---|---|
10Mbps | 4,180円/月 | 6円/時 | |
20Mbps | 8,360円/月 | 13円/時 | |
30Mbps | 12,540円/月 | 19円/時 | |
40Mbps | 16,720円/月 | 26円/時 | |
100Mbps | 41,800円/月 | 66円/時 | |
200Mbps | 83,600円/月 | 132円/時 | |
300Mbps | 125,400円/月 | 198円/時 | |
400Mbps | 167,200円/月 | 264円/時 | |
500Mbps | 209,000円/月 | 330円/時 |
- ※帯域変更における料金の変更は、以下のページをご確認ください。
ご利用方法
コントロールパネルおよびニフクラAPIからご利用いただけます。
よくある質問(FAQ)
マルチロードバランサーのよくある質問(FAQ)につきましては、以下をご確認ください。
注意事項
- リージョン・ゾーンごとの制限についてはゾーン別機能対応表にてご確認ください。
仕様について
- ニフクラ内のサーバー以外には、ご利用いただけません。
- マルチロードバランサーにサーバーを追加する時は、同じゾーン内でのみ選択可能です。
- コントロールパネルにてマルチロードバランサーの設定関連で追加NICのIPアドレスは確認ができません。そのため追加NICの管理画面もしくはサーバーの管理画面から確認後、マルチロードバランサーの設定を行ってください。
アップグレードポリシー
- バージョンのサポート期間の終了は、原則新規バージョンが利用可能になってから3ヶ月後以降に設定されます。サポート期間終了後のインスタンスに関しては、弊社にてアップグレードする場合がございます。
- ※本ページ記載の金額は、すべて税込表示です。
- ※本ページ記載の他社製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です。
- ※本ページの内容は、2024年11月18日時点の情報です。